ヴェルファイアの限定車(特別仕様車)の特徴は?ベースモデルとの違いも確認

2代目ヴェルファイアまでは、「ゴールデンアイズ」シリーズをはじめとする特別仕様車が複数存在していました。それでは、現行の3代目ヴェルファイアには特別仕様車の設定があるのでしょうか。

専用のエクステリアデザインやシート、後席モニターなどの装備が標準搭載されているヴェルファイアの特別仕様車の特徴やベースモデルとの違い、各モデルのスペックなどを詳しく解説します。

目次

    ヴェルファイアの特徴

    ヴェルファイアの特別仕様車の魅力を知るには、まずベースとなるヴェルファイアの特徴を押さえておくことが重要です。トヨタが誇る高級ミニバンとして人気を博するヴェルファイアは、どのような個性と性能を持っているのでしょうか。

    人気の理由である基本的な魅力や現行3代目モデルのグレード構成、詳細なスペックを順に見ていきましょう。

    ヴェルファイアは人気の大型ミニバン

    ヴェルファイアは、トヨタの高級ミニバンとして、高い人気を誇るモデルです。最大の魅力は、周囲を圧倒する存在感と迫力あるデザインにあります。フロントグリルは力強く、3眼LEDヘッドランプが精悍な印象を与え、圧倒的な存在感です。

    また、広々とした室内空間も大きな特徴でしょう。最大7人が快適に乗車できる余裕のある設計で、セカンドシートには特別なおもてなし装備を搭載しています。長距離移動でも疲れにくい、上質な乗り心地です。

    こうした高級感と実用性の両立により、ファミリー層はもちろん、企業の送迎車や役員車としても選ばれています。プライベートからビジネスまで、幅広いシーンで活躍する万能性が、ヴェルファイアが支持される理由といえるでしょう。

    3代目ヴェルファイアのグレード構成

    2023年6月に発売された3代目ヴェルファイアが現行モデルです。グレードによって、装備などが明確に差別化されています。

    最上級の「Executive Lounge」は、プレミアムな室内空間と充実した装備が特徴です。14インチリヤシートエンターテインメントシステムや、電動で480mmスライドするパワーロングスライドシートを標準装備し、後席の快適性を追求します。新車価格は880万円~1,085万円です。

    「Z Premier」は、黒を基調とした漆黒メッキの外観に加え、2.4L直列4気筒ターボエンジンや専用サスペンションチューニングを採用しており、運転する喜びを重視しています。新車価格は670万円~727万円です。

    3代目ヴェルファイアのスペック

    3代目ヴェルファイアの基本スペックは、以下の表の通りです。全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mmという、一般的な機械式駐車場にギリギリ収まるサイズ設計といえます。

    パワートレインは、2.5Lハイブリッドと2.4Lターボガソリンの2種類に集約され、乗車定員は7人乗りのみの設定です。前モデルまでのV型6気筒エンジンは廃止され、環境性能と走行性能を両立したパワートレインに統一されました。

    全グレードで2.5Lハイブリッドシステムも選択可能なことに加え、Executive Loungeにはプラグインハイブリッドモデルも用意されています。駆動方式は2WDと4WDから選択でき、幅広いニーズに対応可能です。

    項目仕様
    全長×全幅×全高4,995mm×1,850mm×1,945mm
    ホイールベース3,000mm
    エンジン2.5L直列4気筒ハイブリッド2.4L直列4気筒ターボ
    エンジン最高出力279PS/6,000rpm(ガソリン)190PS/6,000rpm(ハイブリッド)177PS/6,000rpm(プラグインハイブリッド)
    エンジン最大トルク430N・m/1,700rpm~3,600rpm(ガソリン)236N・m/4,300rpm~4,500rpm(ハイブリッド)219N・m/3,600rpm(プラグインハイブリッド)
    モーター最高出力182PS(フロント)54PS(リヤ)
    モーター最大トルク270N・m(フロント)121N・m(リヤ)
    駆動方式2WD(FF)4WD・E-Four

    ヴェルファイア現行モデルに限定車(特別仕様車)はある?

    現行の3代目ヴェルファイアを検討しており、より個性的な限定車や特別仕様車に興味を持っている方もいるでしょう。ヴェルファイアは、過去に数多くの特別仕様車のバリエーションが設定され、中古車市場でも高い人気を誇ってきました。

    では、最新モデルにおける特別仕様車の設定状況はどうなっているのでしょうか。また、旧型モデルではどのような特別仕様車が展開されてきたのでしょうか。現行モデルと旧型モデルそれぞれの特別仕様車事情について、詳しく見ていきましょう。

    3代目ヴェルファイアに限定車の設定はない

    現行の3代目ヴェルファイアには、特別仕様車や限定車の設定がありません。また2026年1月時点では、特別仕様車や限定車が発売される予定について、トヨタから何も発表されていないという状況です。

    そのため、ヴェルファイアの特別仕様車を探しているのであれば、中古車市場で旧型モデルを検討する必要があります。

    旧型ヴェルファイアには限定車があった

    2代目ヴェルファイア(2015年~2023年)までは、「ゴールデンアイズ」シリーズなど、魅力的な特別仕様車が複数設定されていました。

    初代(2008年~2015年)に2009年に設定された「プラチナムセレクション」が最初の特別仕様車で、ベースグレードの「Z」をもとに、アルカンターラ素材のシートやパワースライドドアなどを装備しました。

    その後、「プラチナムセレクションII」「プラチナムセレクションII タイプゴールド」といったバリエーションも登場します。さらに2012年には「ゴールデンアイズ」へと切り替わり、2021年まで続きました。

    これらの特別仕様車は、専用のエクステリアデザインやシート、後席モニターなどの充実した装備が特徴で、ベースモデルとは一線を画す上質な仕上がりを楽しめます。

    その後、2021年に「ゴールデンアイズII」、2022年に「ゴールデンアイズIII」が登場しますが、これらは特別仕様車ではなく、グレード体系の見直しによりヴェルファイアの唯一のグレードに変更されます。

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    2代目ヴェルファイア「ゴールデンアイズ」シリーズの軌跡

    2代目ヴェルファイアには、標準モデルにはない個性と上質感を備えた、「ゴールデンアイズ」が特別仕様車として設定されていました。専用のゴールド加飾や特別なシート表皮など、通常モデルとは一線を画す装備が魅力です。

    ヴェルファイアの特別仕様車として代表的な3つのモデルである「ゴールデンアイズ」と、標準グレードに変更された「ゴールデンアイズII」「ゴールデンアイズIII」の登場時期や特徴、装備内容を詳しく見ていきましょう。

    ゴールデンアイズ

    2代目ヴェルファイアに設定された特別仕様車の最初が「ゴールデンアイズ」で、2016年7月に登場し、高い人気を誇りました。ベースは2.5Lの「Z Aエディション」と3.5Lの「ZA」で、通常モデルに特別装備を追加した仕様です。

    特徴的なのは、ヘッドランプに施されたゴールド加飾で、まさに「金色の眼」を思わせる迫力ある表情を演出します。エクステリアでは、フロントグリルとリヤガーニッシュにダークメッキを採用し、重厚感ある外観に仕上げているのが特徴です。

    インテリアは、ウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用シート表皮が標準装備され、ゴールドのドット加飾とダークブルーのクロコ調柄が個性を際立たせます。さらにブラックのルーフヘッドライニングにより、上質な室内空間を演出しました。

    その後、2020年には新たな仕様が発表されます。フロントグリルやバックドアガーニッシュが漆黒メッキ加飾に変更され、ルーフやピラーにもブラックがあしらわれたことで、ゴールドをアクセントとした特別感ある外観になりました。

    さらに、メタルウッドの本革巻き4本スポークステアリングホイール、3眼LEDヘッドランプ、LEDシーケンシャルターンランプなども追加されています。

    ゴールデンアイズII

    「ゴールデンアイズII」は、2021年5月の一部改良とともに登場した、ゴールデンアイズの後継モデルです。ワンタッチスイッチ付きのデュアルパワースライドドアやアクセサリーコンセント(100V/100W)が、全車標準装備になりました。

    ボディカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ブラック」の2色のみの展開です。前モデルから引き継いだ3眼LEDヘッドランプに配されたゴールドのエクステンションの意匠は健在で、力強い眼光を演出します。

    また、フロントグリルやバックドアに漆黒メッキを施し、重厚感が強調されました。内装も、高級感のあるウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用シートが引き続き採用されています。

    ゴールデンアイズIII

    「ゴールデンアイズIII」は、2022年5月に発売された、2代目ヴェルファイア最後のモデルです。注目すべき新要素は、オプティトロンメーターのメーターリングへのゴールド加飾でしょう。従来のヘッドランプに加え計器盤にも特別な装飾が施され、運転席の高級感がさらに増しました。

    シート表皮はスエード調のブランノーブIIと合成皮革の組み合わせに変更され、肌触りと耐久性を両立させました。さらにブラインドスポットモニターと後方接近車両に対するパーキングサポートブレーキが標準装備となり、安全面も強化されています。

    2代目ヴェルファイアの中でも最も新しく、実用性と上質感を高次元で融合させた1台といえるでしょう。

    ヴェルファイアの限定車とベースモデルの違い

    ヴェルファイアの限定車とベースモデルの間には、どのような違いがあるのでしょうか。特別仕様車ゴールデンアイズシリーズは、専用の加飾やシート表皮など、通常モデルとは異なる個性的な装備が魅力です。

    ここでは、エクステリア・インテリア・安全装備の3つの視点から、特別仕様車とベースモデルの具体的な違いを詳しく見ていきましょう。

    エクステリア

    特別仕様車ゴールデンアイズシリーズは、通常モデルとは一線を画す特別な装いをエクステリアにまとっています。最大の特徴は、ヘッドランプ内部にあしらわれたゴールドメッキ加飾です。この独特のデザインは、特別仕様車であることを一目で主張する象徴的な装備といえるでしょう。

    加えて、フロントグリルやバックドアガーニッシュには漆黒メッキ加飾が採用されており、ベースモデルの標準メッキとは異なる重厚感を演出します。さらに、リヤに装着された専用のエンブレムは、特別仕様車として差別化が図られた要素です。

    こうした専用パーツの組み合わせにより、ヴェルファイアの特別仕様車は通常モデルと比較して、より個性的で存在感のある外観に仕上がっています。

    インテリア

    ヴェルファイアの特別仕様車のインテリアは、ベースグレードとは一線を画す上質な室内空間が魅力です。最も印象的なのが、ウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用シート表皮でしょう。

    ベースグレードがファブリックシートであるのに対し、限定車は質感の高い素材を採用し、座面にはパーフォレーション加工が施されているのが特徴です。さらに、肩口にダークブルーのクロコ調柄とイエローステッチを配することで、個性的な高級感を演出しています。

    木目調パネルも特徴的で、サンバーストゴールドウッドやツヤあり黒木目調パネルなどモデルごとに専用加飾が施され、通常モデルとの差別化が図られていました。こうした専用装備により、ヴェルファイアの特別仕様車は標準車と比べて、格段に上質な室内空間を実現しています。

    安全装備

    ヴェルファイア特別仕様車は、全車に「Toyota Safety Sense」が標準装備されており、ベースモデルと基本的な予防安全機能は共通しています。

    初期のゴールデンアイズシリーズでは、アダプティブハイビームシステムが限定車に標準装備されるなど、ベースグレードのオートマチックハイビームよりも高機能な仕様が採用されていました。このように、限定車は安全面でも一歩進んだ装備が特徴といえるでしょう。

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    2代目ヴェルファイアの最終モデル「ゴールデンアイズIII」の特徴

    2代目ヴェルファイアの最終モデルとして2022年4月に登場したゴールデンアイズIIIは、シリーズの集大成ともいえる充実した装備が魅力です。中古車市場で人気の高いこのモデルについて、購入検討に欠かせないボディサイズや走行性能、燃費といった基本スペックを確認します。

    ヴェルファイア ゴールデンアイズIIIのボディサイズ

    ゴールデンアイズIIIは、全長4,935mm×全幅1,850mm×全高1,935mm(FF)~1,950mm(4WD・ハイブリッド)と、現行モデルよりも全長が短いボディサイズです。4WD仕様の場合、全高が15mm高い点に注意しましょう。ホイールベースは3,000mm、車両重量は1,970kg(FF)、2,030kg(4WD)、2,150kg(ハイブリッド)です。

    このサイズはベースグレードの「2.5Z」と同一であり、特別仕様車だからといってボディサイズに違いはありません。全幅が1,850mmあるため、一般的な機械式駐車場にはギリギリの寸法といえるでしょう。

    最小回転半径は5.6m~5.8mで、大型ミニバンとしては標準的な取り回し性能といえるでしょう。室内寸法は長さ3,210mm×幅1,590mm×高さ1,400mmと、7人乗車でも余裕のある空間を確保しています。

    全長×全幅×全高4,935mm×1,850mm×1,935mm(FF)~1,950mm(4WD・ハイブリッド)
    ホイールベース3,000mm
    車両重量1,970kg(FF)2,030kg(4WD)2,150kg(ハイブリッド)
    最小回転半径5.6m(ハイブリッド)5.8m(FF・4WD)
    室内長×室内幅×室内高3,210mm×1,590mm×1,400mm

    ヴェルファイア ゴールデンアイズIIIの走行性能と燃費

    ゴールデンアイズIIIには、2.5Lの2AR-FE型エンジンを搭載したガソリン車と2AR-FXE型エンジン+モーターのハイブリッド車という2つのパワートレインが用意されています。

    ガソリン車は最高出力182PS/6,000rpm、最大トルク235N・m/4,100rpmを発揮し、Super CVT-iとの組み合わせでスムーズな加速を実現します。燃費性能はWLTCモードで10.6km/Lです。

    一方、ハイブリッド車は2.5Lエンジンにモーターを組み合わせることで、WLTCモードで14.8km/Lと大幅に優れた燃費性能を実現しています。大型ミニバンでありながら実用的な燃費性能を確保しており、長距離移動が多いファミリー層にも嬉しい設計です。

    項目ガソリン車ハイブリッド車
    パワートレイン2.5L 2AR-FE型エンジン2.5L 2AR-FXE型エンジン+モーター
    エンジン最高出力182PS/6,000rpm152PS/5,700rpm
    エンジン最大トルク235N・m/4,100rpm206N・m/4,400rpm~4,800rpm
    モーター最高出力-143PS(フロント)68PS(リヤ)
    モーター最大トルク-270N・m(フロント)139N・m(リヤ)
    トランスミッションSuper CVT-i電気式無段変速機
    WLTCモード燃費10.6km/L14.8km/L

    まとめ

    現行モデルである3代目ヴェルファイアには限定車の設定はありませんが、2代目まではゴールデンアイズをはじめとする、魅力的な特別仕様車が複数展開されていました。

    これらの限定車は、専用エクステリアやハーフレザーシート、後席モニターなどの特別装備により、ベースモデルを上回る高級感を実現しています。中古車市場で限定車を探す際は、装備内容や走行距離、禁煙車かどうかなどのコンディションを確認することが大切です。

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