ヴェルファイアのグレードの違いは?性能・燃費・価格・装備の違いを解説
ヴェルファイアの購入を検討する際、どのグレードを選べばいいのかは最も悩むポイントではないでしょうか。ヴェルファイアの現行モデルは、Executive LoungeとZ Premierの2つのグレードに大きく分かれます。
さらに3種類のパワーユニットに加え、駆動方式の違いもあり、価格差も大きいのが特徴です。走行性能や燃費、価格、装備などにどれほどの差があるのか、各グレードの特徴や違いを徹底比較します。
目次
ヴェルファイアのグレード違いの現状
ヴェルファイアの現行モデルは、大きく分けて2つのグレード構成です。さらに、3種類のパワーユニットと2つの駆動方式の組み合わせによって、7種類の選択肢が用意されています。
価格帯は幅広いため、ライフスタイルや予算、求める快適性のレベルによって最適な1台は異なるでしょう。まずは各グレードの特徴と違いについて詳しく解説します。
上位グレードのExecutive Lounge
ヴェルファイアの上位グレードがExecutive Loungeです。このグレードの魅力は、圧倒的なラグジュアリー装備にあります。後席には電動オットマンやベンチレーション機能を備えた「エグゼクティブラウンジシート」を装備しており、長距離移動でも極上の快適性を確保できるでしょう。
シート素材には柔らかく上質なプレミアムナッパ本革を採用し、ブラックとサンセットブラウンの2色から選択可能です。
ガンメタ塗装のフロントグリルと、ブラック塗装の19インチアルミホイール(切削光輝)が、エグゼクティブな風格を強調します。最高級の移動空間を提供するグレードといえるでしょう。
価格と装備のバランスに優れたZ Premier
Z Premierは、ヴェルファイアにおける標準的な位置づけのグレードといえます。このグレードの注目点は、価格と装備のバランスに優れているところです。
プレミアムナッパ本革シートを標準装備し、ブラックとサンセットブラウンの2色から選べます。2列目には「エグゼクティブパワーシート」が設定されており、Executive Loungeほどの装備ではないものの、快適さは十分です。
さらに、鏡面ミラーモードとデジタルミラーモードを切り替えられるデジタルインナーミラーや、前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンなど、実用性の高い機能を標準装備しています。日常使いに必要な装備はそろっており、コストパフォーマンスが魅力といえるでしょう。
ヴェルファイアのパワーユニット3種の違い
ヴェルファイアのグレードを選ぶ際に見逃せないのが、3種類のパワーユニットの特性です。現行ヴェルファイアには、ターボガソリンエンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドという3種類のパワーユニットが用意されています。
それぞれ走行フィーリングや充電・給油の使い勝手などが大きく異なるため、自分のライフスタイルや走行シーンに合わせた選択が重要です。各パワーユニットの特徴と活用シーンについて具体的に見ていきましょう。
ターボガソリン
ターボガソリン車はZ Premierグレードにのみ設定されており、駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。最高出力205kW(279PS)、最大トルク430N・mを発揮する、2.4L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載しています。
このエンジンの最大の魅力は、アクセルを踏み込んだ瞬間から力強いトルクが湧き上がる加速フィーリングです。高速道路での追い越しや多人数乗車時の上り坂でも、大型ミニバンとは思えないダイナミックで余裕ある走りを体感できます。
ヴェルファイアはフロントパフォーマンスブレースを標準装備し、ステアリング操作に対してリニアで鋭いレスポンスを実現しました。
ドライバー自身が運転を楽しみたい場合に適した選択肢といえるでしょう。ただしガソリンはハイオク指定のため、燃料費が高めになる点には注意が必要です。
ハイブリッド
ハイブリッド車はExecutive LoungeとZ Premier両方に設定されており、2WDとE-Fourから選択が可能です。2.5L直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたパワーユニットを搭載しています。
低速走行時や発進時にはモーター駆動を多用し、静かでなめらかな走り出しを実現しました。信号待ちからの発進や市街地走行では、電気自動車のような静粛性を体感可能です。
さらに、モーターとエンジンの協調制御により、加速が必要な場面では両者のパワーをスムーズに統合します。高速道路の合流や追い越しでも力不足を感じさせない、パワフルな加速性能です。
燃費性能に優れ、ガソリンもレギュラー指定のため、大型ミニバンでありながら日々の燃料費を抑えられる経済性の高さが魅力といえるでしょう。
静粛性と燃費性能、そして力強い走行性能を高い次元でバランスさせたハイブリッド車は、幅広いニーズに応えられる選択肢といえます。
プラグインハイブリッド車
プラグインハイブリッド車は、Executive Loungeにのみ設定されているパワーユニットです。EV走行距離は73kmを記録しており、日常の買い物や通勤といった短距離移動であれば、ほぼ電気だけで走行できます。
普通充電に加えて急速充電にも対応しているため、自宅での夜間充電はもちろん、外出先での継ぎ足し充電も可能です。注目すべきは、充電中に外部電源の電力を使ってエアコンやオーディオを利用できる「マイルームモード」を搭載している点でしょう。
エンジンをかけずに快適な車内環境を維持できるため、待ち合わせやテレワークなど、車内で過ごす時間にも配慮されています。また、最大1,500Wの外部給電やV2Hにも対応しており、災害時や停電時の非常用電源として活用できる利便性の高さも見逃せません。
ヴェルファイアのグレードによる走行性能・燃費・価格の違い
ヴェルファイアの購入を検討する際、走行性能・燃費・価格の3つの要素は重要なポイントです。パワーユニットの選択によって加速感や静粛性は大きく変わり、燃費性能は年間のランニングコストに直結します。具体的にどのような違いがあるのか、それぞれの特性を詳しく見ていきましょう。
走行性能の違い
ヴェルファイアの走行性能は、パワーユニットによって異なります。ターボガソリン車は最高出力205kW(279PS)、最大トルク430N・mを発揮し、低回転から湧き上がる力強い加速が魅力です。8速ATとの組み合わせにより、ドライバーの意図に忠実なスポーティーな走りを楽しめます。
ハイブリッド車はシステム出力250PSを誇り、モーターによるなめらかな発進と高い静粛性、そして燃費性能のバランスが秀逸です。モーター走行とエンジン走行がシームレスに切り替わり、長距離移動でも疲れにくい走行フィールを実現します。
プラグインハイブリッド車は、システム出力306PSを実現しました。大容量バッテリーを床下に配置することでハイブリッド車より重心が低くなり、重厚かつ路面に吸い付くような安定したハンドリングが可能です。日常の短距離移動は静かなEV走行、長距離はハイブリッド走行と使い分けられます。
全グレードでTNGAプラットフォームを採用しており、ボディ剛性の強化と重量バランスの最適化により、大型ミニバンでも優れた操縦安定性です。
| 項目 | プラグインハイブリッド | ハイブリッド | ターボガソリン |
| - | Executive Lounge | Executive Lounge/Z Premier | Z Premier |
| エンジン | 2.5L直列4気筒 | 2.5L直列4気筒 | 2.4L直列4気筒ターボ |
| エンジン最高出力 | 130kW(177PS)/6,000rpm | 140kW(190PS)/6,000rpm | 205kW(279PS)/6,000rpm |
| エンジン最大トルク | 219N・m/3,600rpm | 236N・m/4,300rpm~4,500rpm | 430N・m/1,700rpm~3,600rpm |
| モーター最高出力 | フロント:134kW(182PS)リヤ:40kW(54PS) | フロント:134kW(182PS)リヤ:40kW(54PS) | - |
| モーター最大トルク | 270N・m(フロント)121N・m(リヤ) | 270N・m(フロント)121N・m(リヤ) | - |
燃費の違い
ヴェルファイアの燃費性能は、パワーユニットと駆動方式によって大きく異なります。最も燃費が良いのはハイブリッド車の2WDモデルで、WLTCモード燃費はZ Premierが17.7km/L、Executive Loungeが17.5km/Lと、優れた数値です。
ターボガソリン車は2WDモデルが10.3km/L、4WDモデルが10.2km/Lと、力強い走りの代償として燃費は控えめです。さらにハイオク指定のため、燃料単価も高くなる点に注意が必要でしょう。
プラグインハイブリッド車は16.7km/Lですが、EV走行を活用すれば実質的な燃料消費はさらに抑えられます。日常の買い物程度なら充電のみで対応でき、ガソリンスタンドへ行く頻度が大幅に減るでしょう。
年間走行距離1万kmと仮定すると、ハイブリッド車とターボガソリン車の燃料費には、年間約5万円の差が生じる計算です。
| パワーユニット | WLTCモード燃費 | 燃料種別 |
| ハイブリッド(Z Premier/2WD) | 17.7km/L | レギュラー |
| ハイブリッド(Executive Lounge/2WD) | 17.5km/L | レギュラー |
| ハイブリッド(Z Premier/E-Four) | 16.7km/L | レギュラー |
| ハイブリッド(Executive Lounge/E-Four) | 16.5km/L | レギュラー |
| プラグインハイブリッド(E-Four) | 16.7km/L | レギュラー |
| ターボガソリン(2WD) | 10.3km/L | ハイオク |
| ターボガソリン(4WD) | 10.2km/L | ハイオク |
価格の違い
ヴェルファイアの新車価格設定は、グレード・パワーユニット・駆動方式の組み合わせによって大きく異なります。最も手頃なのはZ Premierのターボガソリン車2WDモデルで670万円、最高額はExecutive Loungeのプラグインハイブリッドで1,085万円と、415万円の価格差です。
同じZ Premierでも、ターボガソリン2WDとハイブリッド2WDでは35万円、ハイブリッドの2WDとE-Fourでは22万円の開きがあります。Executive Loungeでは、ハイブリッド2WDとE-Fourの差が22万円、ハイブリッドE-FourとプラグインハイブリッドE-Fourでは183万円の価格差です。
プレミアムナッパ本革シートや快適温熱シート+ベンチレーション機能は全グレードに標準装備されているため、価格差の多くはパワーユニットと専用装備の違いによるものでしょう。予算と求める装備のバランスを見極めて選択することが重要です。
| グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 新車価格 |
| Executive Lounge | プラグインハイブリッド | E-Four | 1,085万円 |
| Executive Lounge | ハイブリッド | E-Four | 902万円 |
| Executive Lounge | ハイブリッド | 2WD | 880万円 |
| Z Premier | ハイブリット | E-Four | 727万円 |
| Z Premier | ハイブリッド | 2WD | 705万円 |
| Z Premier | ターボガソリン | 4WD | 689万8,000円 |
| Z Premier | ターボガソリン | 2WD | 670万円 |
ヴェルファイアのエクステリアの特徴
ヴェルファイアのグレードの違いは、エクステリアのデザインにも表れています。Executive LoungeとZ Premierでは、フロントグリルの塗装やメッキパーツの使い方が異なり、それぞれ異なる個性です。
さらに、先進的なLED技術を駆使したランプ類は、視認性と演出効果を高次元で両立させています。具体的にどのような特徴があるのか、ヴェルファイアの洗練されたエクステリアデザインについて詳しく見ていきましょう。
威厳と迫力のフロントフェイス
ヴェルファイアのフロントフェイスは、大型グリルとメッキ加飾を多用した力強いデザインが特徴です。初代から続く迫力のあるデザインを継承しながら、より彫りの深い精悍な表情へと進化しています。ワイド&ローを強調するフロントバンパーのメッキモールにより、強烈な存在感です。
グレードによって、フロントフェイスの印象は異なります。Executive Loungeはガンメタ塗装のフロントグリルに各部へのメッキ装飾を追加し、エグゼクティブな高級感を演出するデザインです。
一方、Z Premierは漆黒メッキをグリルモールに採用し、落ち着いたシックな雰囲気ながら、力強さを保っています。どちらも威厳と迫力を備えた、ヴェルファイアらしいフロントフェイスといえるでしょう。
リヤビューの洗練されたスタイリング
ヴェルファイアのリヤビューは、一文字に光を放つ大型LEDリヤコンビネーションランプが印象的です。先進的な光り方で後続車への視認性を高めながら、気品ある後ろ姿を演出します。
アウターレンズ表面にはエアロスタビライジングフィンを設定し、デザイン性だけでなく走行中の操縦安定性も向上させました。
グレードごとの個性も光ります。Executive Loungeでは各所にメッキパーツをあしらい華やかな上質さを表現します。対してZ Premierは黒基調の塗装をリヤスポイラーに施し、引き締まったシックな印象に仕上げています。
バックドアの造形やリヤバンパーのラインも洗練されており、どの角度から見てもヴェルファイアの個性を感じ取れるでしょう。
LED技術で演出する先進的なランプ類
ヴェルファイアのランプ類は、先進的なLED技術を駆使した視認性と演出効果が魅力です。3眼LEDヘッドランプは、鋭い眼差しを放つ印象的なデザインが特徴で、夜間の視認性を大幅に向上させています。
ハイ・ロービーム、クリアランスランプ、フロントターンランプを一体化した大型コンビネーションランプは、機能性と高級感を両立させた仕上がりです。
特に注目したいのがLEDシーケンシャルターンランプでしょう。方向指示器を作動させると、内側から外側へと順に光が流れるように点灯し、周囲への視認性を高めながら先進的な演出効果を実現しています。
ヴェルファイアのインテリアの特徴
ヴェルファイアのグレードの違いが明確に表れるのは、インテリアの質感と機能性です。運転席周りの先進装備から後席の快適性を追求したシート機能、そしてグレードごとに異なる専用装備まで、乗員全員が上質な移動空間を体感できる工夫が随所に施されています。
具体的にどのような特徴があるのか、コックピットの操作性やシート配置の利便性など、ヴェルファイアのインテリアについて確認しましょう。
先進装備と操作性を両立したコックピット
ヴェルファイアのコックピットは、ドライバーの操作性と先進性を高い次元で両立させた設計が特徴です。運転席前方には14インチの大型ディスプレイオーディオを全グレードに標準装備しています。タッチ操作に対応し、ナビゲーションやオーディオ機能の直感的な操作が可能です。
従来型と比較すると、新型では棚状のインパネデザインを採用することで、圧迫感を軽減しました。操作系や情報系の機能を視覚的に分かりやすく配置し、ドライバーが運転に集中できる環境を実現しています。
さらに、フードを被ったメーターやデジタルインナーミラーなど、先進的な装備を適切に配置しました。視線移動を最小限に抑えながら、必要な情報を瞬時に確認できる操作動線を確保しています。
セカンドシート・サードシートの利便性
ヴェルファイアは、Executive Loungeのプラグインハイブリッドモデル以外は7人乗りの設定です。セカンドシートには左右独立のキャプテンシートを採用し、Z Premierに標準装備されているエグゼクティブパワーシートは、最大530mmの前後スライドを実現しました。
Z Premierでは、プレミアムナッパ本革を使用したエグゼクティブパワーシートに、電動オットマンと電動リクライニングを装備しています。快適温熱シート+ベンチレーション機能により、季節を問わず快適な座り心地を提供してくれるでしょう。
Executive Loungeはさらに機能が充実しています。電動オットマンに伸縮機構が加わり、リフレッシュシート機能やオットマン&アームレストヒーターも標準装備です。リヤマルチオペレーションパネルで、空調やシート調整を座席から直接操作できる点も魅力でしょう。
サードシートには5:5分割2ポジションスペースアップシートを採用し、セカンドシートを後端までスライドさせた状態でも、跳ね上げが可能な設計です。
快適さを高める装備
ヴェルファイアの快適装備は、上質な移動空間を実現する上で重要な要素です。両グレードともプレミアムナッパ本革シートが標準装備ですが、Executive Loungeではウルトラスエードのルーフヘッドライニングを採用し、上質でなめらかな質感を天井まで拡大しています。
さらに14インチリヤシートエンターテインメントシステムやJBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)を標準装備しているため、後席での時間を豊かに演出できるでしょう。
一方Z Premierでは、10スピーカーのサウンドシステムが標準装備です。リヤシートエンターテインメントやJBLサウンドシステムはメーカーオプションですが、前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンは標準装備のため、実用的な快適性は十分に確保されています。
まとめ
ヴェルファイアのグレードを選ぶ上では、Executive Loungeの最上級の快適性、Z Premierの価格と装備のバランス、そして3種のパワーユニットと駆動方式の組み合わせが重要な判断軸です。
燃費性能や走行フィーリング、エクステリア・インテリアの質感、さらにシート配置による利便性など、グレード間で明確な違いがあります。ライフスタイルや予算、重視するポイントを整理した上で、最適なグレードを選びましょう。
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