【アルヴェル比較あり】エルグランドのサイズ(全長・全幅・全高・室内)を徹底解説!

日産エルグランドのサイズを徹底解説!全長・全幅・全高から室内空間、荷室の広さ、シートアレンジまで詳しく紹介。アルファード・ヴェルファイアとの比較や駐車場対応、取り回しの良さも解説し、後悔しないミニバン選びをサポートします。

目次

エルグランドのボディサイズについて

エルグランドの全長

現行型(E52型)エルグランドの全長は4,915mm~4,975mm4,975mmで、国内ミニバンとしてはやや長めのサイズです。前後長のバンパー形状を含めた実寸は概ね5,000mm5,000mm未満に収まりますが、フロントグリルやリアスポイラー装着車では数mmの違いが生じる場合があります。

エルグランドの全幅

標準仕様の全幅は1,850mm1,850mmです。ミラーを含めた最大幅では約2,070mm2,070mmになるため、狭い道路や駐車場入出庫時には注意が必要です。ドアミラーを折りたたむことで幅を抑えられますが、乗降時のスペース確保は十分に行ってください。

エルグランドの全高

現行のE52型(3代目)エルグランドの全高は、多くのグレードで1,815mmに設定されています。この数値は、ミニバンとしての十分な室内高を確保しながらも、都市部での取り回しや機械式立体駐車場への入庫を考慮しております。

エルグランドのサイズと駐車場

一般的な機械式立体駐車場は全長5,000mm5,000mm、全幅1,850mm1,850mm、全高2,050mm2,050mm程度まで対応可能ですが、車止め位置やリフトのクリアランスによっては入庫できないケースがあります。月極駐車場や屋外平置き駐車場でも出入口や区画内の余裕を必ず確認し、ドア開閉時のスペースを含めた実寸を把握しておくと安心です。

グレードによるエルグランドのサイズの注意点

エルグランドは標準仕様のほか、ハイウェイスター、ライダー、VIPラウンジなど複数のグレード展開があり、外装パーツや足まわりの違いで実測値が変わります。購入前には必ず選択するグレードのカタログスペックだけでなく、実車寸法をディーラーで確認してください。

ボディキット装着車の幅について

ハイウェイスターやライダーなどエアロパーツ装着車は、左右サイドスカートの張り出し幅が純正標準車より約20mm20mm増加します。このため、全幅は1,870mm1,870mm前後になる場合があり、狭い路地や地下駐車場でのすれ違いに余裕を持つ必要があります。

エルグランドの室内空間を徹底解説

エルグランドは全長・全幅・全高だけでなく、室内の広さや使い勝手にもこだわったミニバンです。ここでは室内長・室内幅・室内高の基本数値から、荷室容量や多彩なシートアレンジまで詳しく解説します。

エルグランドの室内長

エルグランドの室内長(フロントシート背面からラゲッジエンドまで)は約3,150mm3,150mmです。セカンドシートからラゲッジスペースまでの長さを確保しているため、大型のスーツケースやゴルフバッグなども余裕を持って積載できます。

エルグランドの室内幅

室内幅は約1,580mm1,575mmで、前席・後席ともに余裕のある横方向スペースを実現。2列目キャプテンシート同士の間隔も広く、アームレスト付きのゆったりとした座り心地を提供します。

エルグランドの室内高

ヘッドクリアランス(室内高)は約1,300mm1,390mmです。乗降時の圧迫感が少なく、大人が立ち上がっても頭上に十分な余裕があります。また、天井を高く感じさせる形状のルーフライニングにより、室内空間がより開放的に感じられます。

エルグランドの荷室の広さと積載能力

エルグランドの荷室容量はシートアレンジによって大きく変化します。用途に応じた積載性能をチェックしましょう。

3列目使用時の荷室容量

33列目シートを使用した状態でも約150150リットルの荷室容量を確保。日常のお買い物から小旅行まで対応可能です。

3列目格納時の荷室容量

33列目シートを床下に格納すると約790リットルに拡大。ベビーカーやゴルフバッグなど大きな荷物を積む際にも余裕があります。

2列目まで格納時の積載量

22列目シートまで全面格納すると最大約2,2302,230リットルのフラットフロアが出現。長尺物やアウトドア用品を積載する際に重宝します。

シートアレンジによる空間の変化

エルグランドは多彩なシートアレンジを採用し、乗員数や荷物量に合わせて室内空間を自在に変更可能です。主な機構を紹介します。

キャプテンシート(22列目)のスライド・リクライニング

22列目のキャプテンシートは前後約300mm300mmのスライドと、最大約3030度のリクライニングが可能。前席との間隔を広げてゆったりとくつろげるほか、ファミリーでの長距離移動時にも快適です。

ベンチシート(22列目)のアレンジ

ベンチシート仕様では6:46:4分割でスライド量約260mm260mm、シートバックの前倒し格納が可能。荷室と連続したフラットな空間を作り、長尺物の積載にも対応します。

33列目シートの跳ね上げ・格納機構

33列目シートはワンタッチで跳ね上げ、床下格納できる機構を搭載。シートを完全に収納するとフラットな荷室フロアを確保でき、重い荷物の積み下ろしもスムーズです。

エルグランドとライバル車のサイズを徹底比較

エルグランドとアルファードのサイズ比較

日産エルグランド(現行型E52)はボディサイズが全長4,915mm4,915mm4,975mm×全幅1,850mm×全高1,825mmです。一方、トヨタ・アルファード(現行型)は全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mmとなっており、全長・全幅はほぼ同等ですが、アルファードのほうが全高が約高くなっています。

この高さの差は立体駐車場や自宅ガレージの入庫時に影響しやすく、エルグランドは全高1,825mm1,825mmのため多くの機械式駐車場に対応しやすい点がメリットです。また、全高が低いぶん重心が下がり、走行安定性やコーナリング性能にも好影響を与えます。

室内空間を見ると、エルグランドは室内高約1,300mm、室内幅約1,580mm1,585mmと開放感があり、アルファードの室内高約1,360mm1,360mm、室内幅約1,660mm1,660mmと比べるとアルファードのほうが広い傾向にあります。

エルグランドとヴェルファイアのサイズ比較

トヨタ・ヴェルファイア(現行型)は、ボディ寸法は全長4,935mm4,935mm×全幅1,850mm1,850mm×全高1,950mm1,950mmです。エルグランドと比べると、やはり全高が約125mm高い一方、全長・全幅は同一のため駐車スペースの幅寄せや車庫入れ時の取り回しはほぼ同等レベルです。

乗降性やキャプテンシートの快適性では、ヴェルファイアの33列目シートまでのステップ高が若干低めに設計されているため、ベビーカーを畳んでの乗り込みや小さなお子様の乗降がしやすい傾向にあります。対してエルグランドはステップがフラットに近い形状で、大きめのミニバンらしいドア開口幅を確保している点が家族連れに支持されています。

荷室スペースについては、ヴェルファイアが最低地上高を抑えつつ荷室面積を広げる設計を採用しているのに対し、エルグランドは後席を折りたたんだ際のフルフラット性に優れているため、大型荷物の積載や自転車などのスポーツ用品をそのまま積み込みやすいのが特徴です。

サイズ比較からわかるエルグランドの特徴

全高1,825mm1,825mmのコンパクト設計であるエルグランドはライバルのアルファード・ヴェルファイアより全高が低く、機械式立体駐車場への対応力が高いだけでなく、重心が低いため高速走行やワインディングでの安定感にも優れています。

広い室内幅とゆとりある頭上空間は、室内幅約1,580mm1,585mm、室内高約1,300mm1,295mmを確保し、33列シートでも窮屈感が少ない設計。キャプテンシートの間隔も十分で、長時間ドライブでも快適性が落ちにくいメリットがあります。

フラットな荷室フロア 後席をすべて格納するとフルフラットになるため、キャンプ道具や自転車、ベビーカーなどの大型アイテムも積み込みやすく、ミニバンとしてのユーティリティ性能が高いことがわかります。

以上の比較から、エルグランドは「立体駐車場対応」「走行安定性」「フラット荷室」の33点でアルファード/ヴェルファイアと差別化が図られており、ファミリー層を中心に根強い人気を誇っています。

エルグランドの取り回しやすさ

大型ミニバンであるエルグランドは、そのサイズ感から取り回しに不安を抱く方も少なくありません。しかし、最小回転半径やステアリング特性、さらに各種運転支援機能が相まって、街中や狭い駐車場でもスムーズな取り回しを実現しています。

最小回転半径から見るエルグランドの運転しやすさ

エルグランドの最小回転半径は、タイヤサイズや駆動方式によって以下のとおりです。 •2WD 2WD/1717インチ装着車:5.3m5.3m 2WD/18インチ装着車:5.5m•4WD/17インチ装着車:5.5m•4WD/18インチ装着車:5.7mと、同クラスのライバル車であるトヨタ・アルファード(前後)と比べても遜色ない数値で、住宅地の狭い路地や立体駐車場の出入りなど、タイトなシーンでも小回り性能の高さを感じられます。

また、エルグランドに採用される電動パワーステアリングは、低速域での操舵力を軽く、高速域では適度な手応えを維持するチューニングが施されています。これにより、切り返し時のハンドル操作が疲れにくく、長時間の運転でもストレスを軽減します。

さらにオプション設定となるアラウンドビューモニターやフロント&サイドカメラは、車両周囲の死角を大幅に低減。縦列駐車や車庫入れの際に360度映像で周囲状況を確認でき、狭い場所での取り回しをサポートします。これらの装備を活用すれば、全長・全幅の大きさを感じさせない安心感を得られるでしょう。

まとめ

日産エルグランドは、全高を抑えた設計で立体駐車場にも対応しやすく、広い室内空間や多彩なシートアレンジで高い実用性を誇るミニバンです。アルファード・ヴェルファイアと比較しても取り回しや積載性に優れ、ファミリー層に最適な選択肢と言えます。

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